花王、東京ディズニーリゾートに新スポット追加で除幕式を開催

粧業日報 2018年7月10日号 2ページ

花王、東京ディズニーリゾートに新スポット追加で除幕式を開催
 花王は7月3日、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーにそれぞれ2カ所目となる同社提供の新ハンドウォッシングエリアが追加されたことを記念し、オリエンタルランド、ウォルト・ディズニー・アトラクションズとともに、オープニングセレモニーを実施した。

 ハンドウォッシングエリアは、2015年に東京ディズニーランドのクリッターカントリー、東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントと、両パークの一部のレストルームに設置され、ボタンを押したり手をかざすとミッキーシェイプの泡が出てきて、楽しみながら手を洗うことができることが評判を呼び、利用回数は約4300万回を超えるなど、人気スポットとして定着している。

 新たに誕生したハンドウォッシングエリアは、東京ディズニーランドのトゥモローランド内にある「パン・ギャラクティック・ピザポート」付近と、東京ディズニーシーのミステリアスアイランドにある「リフレッシュメント・ステーション」付近に設置され、これで両パークの屋外の設置は4カ所となる。

 オープニングセレモニーは、今回新たに設置された、東京ディズニーランドのトゥモローランドにある「ハンドウォッシングエリア」の前で実施され、花王、オリエンタルランド、ウォルト・ディズニー・アトラクションズの代表者がそれぞれ挨拶した。



 オリエンタルランドの上西京一郎社長兼COOは、「今回の追加で2つのパークを合わせたウォッシングエリアの設置数は、屋外で4カ所、屋内で約70カ所となる。これまで以上に笑顔溢れる楽しい体験とともに、手洗いの大切さや清潔できれいな習慣を身につけられるきっかけをゲストの皆さんに提供できることを心から嬉しく思っている」と述べた。



 花王の澤田道隆社長は、「ハンドウォッシングエリアで子どもたちが手を洗うことによって、清潔・きれいに目覚め、おうちに帰っても一人で手洗いができるという習慣化につながればと考えている。花王グループは7月1日から、社会や環境を意識した経営戦略を実践すべくESG部門を新たに立ち上げた。花王らしいESG活動を『Kirei Action』と呼び、今後グローバルに展開すべく、統括リーダーには外国人メンバーを据えた。今回のハンドウォッシングエリア拡充は、手を洗うことによって清潔・きれい・衛生につなげていく活動ともリンクしており、今後もこうした活動をさらに積極的に進めていきたい」と語った。



 ウォルト・ディズニー・アトラクションズのアンドリュー・ボルスティン代表取締役バイスプレジデントは、「ディズニー哲学の指針の1つに『テーマパークを通して提供する全ての体験においてゲストに驚きと喜びを与える』というものがある。今回オープンするミッキーシェイプの石鹸の泡が出てくるユニークなハンドウォッシングエリアは東京ディズニーリゾートにいらっしゃるあらゆる年齢のゲストに驚きと喜びを提供するというこの指針に沿ったものだ」と述べた。



 セレモニー終了後は、ミッキーマウス、ミニーマウス、オリエンタルランドの加賀見俊夫会長兼CEOも加わり、新たに設置された「ハンドウォッシングエリア」の完成を祝った。
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