一丸ファルコス、天然化粧品原料「和美乃盆盆」が注目集める

C&T 2018年6月15日号 44ページ

一丸ファルコス、天然化粧品原料「和美乃盆盆」が注目集める
 化粧品・医薬部外品・健康食品分野の天然素材開発メーカーである一丸ファルコスは、肌の老化に係わる様々な要素を見出し、従来とは異なるアプローチでエイジングケアを実現する機能性原料をラインナップしている。

 近年は、天然素材へのこだわりを強め、サスティナビリティやトレーサビリティに配慮した素材を用いた原料の開発を強化している。

 今回、上記コンセプトに則った新規原料として紹介する天然化粧品原料「和美乃盆盆(ワミノボンボン、Wamino-BonBon)〈トウミツ、酒粕エキス〉」は、中国・アジアを中心に注目を集めている「Made in Japan」にこだわり開発した。

 銘酒「紀伊国屋文左衛門」の酒粕と、和三盆糖「さぬき和三宝糖」の糖蜜という日本の伝統・技術が息づく2つの食品素材のみを組み合わせた防腐剤フリーの化粧品原料で、製剤の質感を大きく変化させ、肌または髪にしっとりとしたうるおいを与える効果がある。

 酒粕は、中野BC社(本社=和歌山県)の純米酒(紀伊国屋文左衛門)の醸造の際に得られる副産物を、糖蜜は、ばいこう堂社(本社=香川県)の高級和砂糖「さぬき和三宝糖」の精糖(研ぎ)工程で絞り出される副産物を使用している。

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