エイジングケア&保湿原料、国内外で先行き有望

C&T 2018年6月15日号 41ページ

エイジングケア&保湿原料、国内外で先行き有望
 美容健康ビジネスのジャンルで大きな一角を占めるまでになって久しい「エイジングケア」が、ここへきて愛用者基盤の増加や熱さを機敏に感じ取ったメーカーの反応により、市場を動かしていく波動や推進力が高まっているように感じられる。

 一例を挙げると、化粧品大手や飲料の巨艦が出稿料は高額でも在宅率が高い時間帯の地上波キー局に狙いをつけ、アンチエイジング化粧品の宣伝を積極的に展開している光景に時代性を見て取ることができる。

 また、強い経済連携でつながってきた米国市場を見た時、アンチエイジング市場が2022年までに2兆円強まで拡大すると予想されている。

 その背景には、1946~1964年生まれのベビーブーマー世代が老齢期に入って有力な商機を生んでいることがある。

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