長寿乃里、データ活用で古豪復権へ前進模索

訪販ジャーナル 2018年7月9日号 1ページ

長寿乃里、データ活用で古豪復権へ前進模索
 かつて、ヒット商品「つかってみんしゃい よかせっけん」を輩出し、業界の注目株だった長寿乃里は、数カ年続いている業績低迷から巻き返しを期し、今春から顧客データベース活用で新しい局面を打ち出している。

 母数にあたるデータベースの総数は、オルビスやファンケルには及ばないとする一方で、数年前まで70億円(信用調査ベース)の売上規模と17年間の業歴を擁していた背景から、関連会社を合わせ相当な顧客データを預かっているという実態がある。

 直販部部長 清水佐知子氏と同通販課 吉田紘子氏に、データベース活用の狙いと成果を聞いた。

 ――2002年5月に「よかせっけん」を発売して以降、1900万個を売り上げた貴社は、当時かなりの顧客を獲得した格好ですか。

 清水 保有するデータ数自体は多い方だと思う。

 「よかせっけん」を売り出してからは上り調子で、1カ月間の売上が右肩上がりという時期があった。

 加えて、2011年以降はテレビのインフォマーシャルによって深層水に新規のお客様がかなり入り、売上が上がって名簿が積み重なっていった。

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