注目カテゴリーの使用状況【アンチエイジング】-2018年アンケート調査

週刊粧業 2018年7月9日号 42ページ

注目カテゴリーの使用状況【アンチエイジング】-2018年アンケート調査
「知っている」は約75%に減少
初期老化対策の啓蒙が必修

 「エイジングケア(抗老化対策)」という言葉を知っている女性は全体の74.8%で、2015年の前回調査から7.0P後退した。

 エイジングケアのカテゴリーでは、2017年に「シワを改善する」効能表現の使用を可能とした薬用クリームが大手メーカーから相次いで投入され、美容感度の高い女性たちを中心に多くの関心を集め、業界でも大きなトピックスとなった。

 化粧品だけではなく、健康的なライフスタイルを志向する人を中心にヘルシーフードやヨガなども人気が高く、20~30代女性のエイジングケアとの接点は多岐にわたる。

 こうした直近のトレンドを見ても、3年前と比べて生活者のエイジングケア意識が高まっている印象があっただけに、調査対象となった412人のうち4人に1人の割合で「エイジングケア」という言葉を知らないとの回答があったのは意外な結果といえる。

 若年層は年齢を重ねた年代と比べ、「シミ」「シワ」「たるみ」などのエイジングサインを実感する人が少ない。肌老化をまだ自分事として捉えていないため、「エイジングケア」に対する興味・関心が薄く、特に20代女性の間では認知が広がりにくいのかもしれない。

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