岩瀬コスファ、ニーズに応じた評価試験を実施

週刊粧業 2018年7月16日号 15ページ

岩瀬コスファ、ニーズに応じた評価試験を実施
 岩瀬コスファでは、化粧品原料の輸出入、販売に加えて、化粧品・医薬品・医薬部外品・食品などの安全性や有用性試験の受託サービスを提供している。

 近年、化粧品や食品の分野では製品の有効性・安全性を担保するために質の高いエビデンスが求められるようになり、社内データよりも第三者データが重要視されている。

 さらに、第三者機関への委託試験を行う場合、試験内容の透明性と試験結果の客観性が求められるようになっている。

 そこで同社は、国内の研究機関のみならず、海外の皮膚評価機関とも提携して多岐にわたる評価を行うことで、様々な顧客のニーズに応じた的確な評価方法を提案している。

 中でも、受託件数が多いヒトによる安全性評価方法にはいくつかの種類があり、ヒトの皮膚に対し刺激性の有無を確認する「パッチテスト」や、皮膚に対するアレルギー反応を確認する「アレルギーテスト」、敏感肌の方を対象にかゆみやヒリヒリ感を評価する「スティンギングテスト」、ニキビが生じにくい製品であるかをチェックする「ノンコメドジェニックテスト」などは需要が増えている。

 その他、有用性試験も多岐にわたって受託を進めている。「抗シワ評価」は、日本香粧品学会の「新規効能取得のための抗シワ製品評価ガイドライン」に基づく試験で、有効性ありと評価されると、乾燥による小じわを目立たなくする効能が謳える。また、日本化粧品工業連合会とISOそれぞれの基準に則した「SPF/PA評価試験」などがある。

 今後も、岩瀬コスファの強みである提案営業力を活かし、積極的なコミュニケーションから顧客ニーズを的確につかみつつ、それに応えられる試験施設と協力することで、より充実した顧客サポートの提供・顧客満足度の向上につなげていきたい考えだ。
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