ライオン、「キレイキレイ薬用ハンドジェル」を発売

粧業日報 2018年7月19日号 6ページ

ライオン、「キレイキレイ薬用ハンドジェル」を発売
 ライオンは9月19日、水が使えない場面でもすぐれた消毒効果を発揮し、手が荒れにくい、低アルコール処方の消毒剤「キレイキレイ薬用ハンドジェル」(指定医薬部外品、本体230mL、つけかえ230mL、携帯用28mL、オープン価格)を発売する。

 近年、共働き世帯の増加に伴い、保育所を利用する1、2歳児の数は29%(2010年)から46%(2017年)に増えている。しかし、子供は保育園など環境の変化によって菌との接触機会が増えることで体調不良になりやすく、子供の体調不良は働く親の大きな悩みになっている。

 こうした中、働く母親の衛生意識は高く、65%は「家族が安心して暮らせるよう家の中を清潔にしている」一方、実際に家の中の菌や汚れを調べてみると、オフィスなどの共用トイレの鍵に比べ、テレビのリモコンやぬいぐるみは約1.5 倍、冷蔵庫の取っ手は約2倍以上汚れていることがわかった。(2018年同社調べ)

 また、子供がぬいぐるみを触った手でおやつを食べたり、母親が冷蔵庫の取っ手を触った手で子供におやつをあげたりするケースでは、その都度ハンドソープで手洗いしている人の割合は親子とも36%にとどまった。(2017年同社調べ)

 一方、水なしで使える手指の消毒剤の使用率は30%と日常生活に定着しておらず、「子供が生まれたから」などのきっかけで手指消毒剤を使用し始めても、「手が荒れる」「においがきつくて使いづらい」「出る量が多くてこぼれる」などの理由で使用を中止していることがわかった。(2014年同社調べ)

 そこで今回、低アルコール処方で、親子で使える手指消毒剤として「キレイキレイ薬用ハンドジェル」を開発した。

 ナノイオン消毒成分が手指の細かいすき間まで入り込み、すぐれた消毒効果を発揮。手が荒れにくく、手の大きさに合わせて適量が出しやすい0.5mLポンプを採用している。

 消毒剤としての機能性を高めつつ、肌に優しく、子どもでも扱いやすくすることで、日常生活における家族の清潔・健康づくりをサポートしていく。
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