地域密着で荒波乗り越えた「SAKURAYA FOR ME 多摩センター店」

C&T 2018年6月15日号 38ページ

地域密着で荒波乗り越えた「SAKURAYA FOR ME 多摩センター店」
 西東京エリアを中心に化粧品専門店、ヘアサロン、ネールサロンを展開するさくら屋(本社=東京・多摩市)は3年前に多摩ニュータウンの中心地、多摩センターに出店した。

 当初は順調と思われたが、出店先の多摩センター三越の閉店によって、大きな変化を迫られた。かつて三越があったココリア多摩センターで、今も店舗を経営している同店の現在について伺った。

多摩センター三越閉店の混乱を経て
顧客に寄り添う接客で業績が回復

 さくら屋は西東京での展開を進めていたため、当初から多摩センターへの出店を決めていた。

 出店時は同地域のイトーヨーカドー内に店を構えていたが、多摩センター三越から出店の誘いがあり、すぐに移転を決定した。

 店舗全体の色彩はさくら屋らしさを出すべく白と赤の色彩で統一し、30坪ほどの敷地面積の中にシャンデリアなどのインテリアを入れ、豪華絢爛な内装にした。

 順風満帆のスタートを切ったかに見えた同店は三越への出店から約一年で、思わぬ事態に襲われる。テナントを入れていた三越が閉店することになったのだ。

 突然の報に店としても驚いたが、何より動揺したのは来店する顧客だったという。それまで三越で使えたポイントカードや商品券が使えなくなり、しかも三越にあった他店舗の存続すらわからなくなってしまった。

 化粧品部統括マネージャーの木内貴久美常務取締役は当時を振り返る。

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