日清オイリオグループ、第1四半期は3%の増収

粧業日報 2018年9月4日号 6ページ

日清オイリオグループ、第1四半期は3%の増収
 日清オイリオグループの2019年3月期第1四半期連結業績は、売上高が前年同期比3%増の854億5500円、営業利益は0.9%減の29億7200万円、経常利益は14.9%増の32億700万円、当期純利益は1.7%増の21億4200万円となった。

 セグメント別では、収益の柱である「油脂・油糧および加工食品事業」の売上高が10.7%増の605億2500万円、営業利益は80.3%増の22億2100万円となっている。

 化粧品原料・食品化学品その他を含む「ファインケミカル事業」の売上高は6.9%増の47億3200万円、営業利益は38.5%増の3億9200万円となっている。

 同社によると、化粧品の原料販売については、韓国・欧州向けの輸出販売が前年同期を下回ったものの、中国の販売子会社による中国国内向け販売が好調に推移し、売上高・営業利益がともに前年同期を上回った。

 通期業績は、売上高が前期比5.6%増の3570億円、営業利益が18.6%増の108億円、経常利益が22.9%増の114億円、当期純利益は15.4%増の80億円を見込む。
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