日雑卸各社、ワクワク楽しく多様な売場づくりへ

粧業日報 2018年9月6日号 1ページ

日雑卸各社、ワクワク楽しく多様な売場づくりへ
 有力日雑卸各社では、メーカーと一体となった商品の高付加価値化による単価アップの取り組みや、高品質・ローコストを追求する物流機能の強化、企画力・提案力・マーチャンダイジング力をベースとしたMD提案などが奏功する中、インバウンド需要の取り込みというフォローウインドも受け、業績は概ね好調に推移している。

 こうした好調な時にこそ、2019年10月に予定される消費税率10%への引き上げや、2020年の東京五輪後に起こるであろう景況悪化に備えておかねばならない。

 そこで今回は、時代を先読みし、様々な対策を講じている卸企業3社の取り組みをクローズアップし、次世代卸売業へと飛躍していくためのポイントについて考えていく。



KCMK、総合力・専門性・生産性を向上

 花王グループカスタマーマーケティング(KCMK)では、2018年1月1日より、グループの総合力、専門性、生産性の向上を目指し、従来の「事業別組織体制」から、「機能別組織体制」へと販売会社を再編した。

 花王・カネボウ化粧品の販売会社の一社化により組織の効率化を図りつつ、生み出された余力を提案力向上に振り向けることで、営業組織のさらなる底上げを図る。

 さらに、グループの総合力を発揮し、流通企業との取り組みを現場レベルまで強化することで、市場活性化につながる新たな提案活動を行っていく。

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