資生堂ジャパン、2019年11月末でディシラの販売を終了

粧業日報 2018年9月14日号 1ページ

資生堂ジャパン、2019年11月末でディシラの販売を終了
 資生堂ジャパン(杉山繁和社長)は、化粧品専門店専用ブランド「ディシラ」の販売を2019年11月30日をもって終了することを決定した。また、「ユアシセイドウ」「ロズレイ」についても2019年6月21日をもって生産を終了する。

 取引店に向けては、8月30日付で書面にて販売終了についてアナウンス済みで、今後は営業担当が個別に取引店を訪問し、収束に至った経緯を説明したうえで、今後のスケジュールや対応などについて協議をしていく。

 ディシラは、1991年に資生堂の社名を冠さないアウトオブブランドとして誕生し、「肌は生き方のあらわれ」ということをコンセプトに、心地よさできれいになる活動を多角的に突き詰めることで愛用者を拡大していった。

 最盛期の2007~08年には、売上規模が100億円(卸ベース)超となったが、近年は専門店の閉店が相次ぐ中、毎年70~80店の解約が発生し、契約店数は2100店まで落ち込んでいた。

 2017年1月からは、ビジネスの再建に向けて資生堂ジャパンがディシラ事業部として事業継承する形をとったが、売上の減少に歯止めをかけることができず、直近ではピーク時の半分まで売上が減少していた。

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