ライオン、新美容機器の事業化でクラウドファンディングを活用

粧業日報 2018年9月18日号 1ページ

ライオン、新美容機器の事業化でクラウドファンディングを活用
 ライオンは9月6日、女性を美しい笑顔へと導く新美容機器「VISOURIRE(ヴィスリール)」の開発・事業化に向け、国内最大のクラウドファンディングサービス「Makuake(マクアケ)」を活用した開発・事業化プロジェクトを開始した。

 同社は、2030年に向けての新経営ビジョン「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」を策定し、「健康、快適、清潔・衛生」をキーワードに生活習慣をリ・デザインすることで、「心と身体のヘルスケア」の実現を目指している。

 2018年1月には、同社研究開発本部内にイノベーションラボを新設し、新規事業の創出に取り組んでおり、次世代ヘルスケアカンパニーを具現化する製品の1つとして美容機器の開発を進めてきた。

 その開発・事業化にあたっては、新しい挑戦ということで既存事業に美容機器を展開するのに最適な販路がなく、どの程度の需要を獲得できるかも不確実であることから、国内最大のクラウドファンディングサービスである「マクアケ」を活用し、2019年の商品化を目指すことにした。

 同社では、この先行予約型プラットフォームの活用により、支援者の属性や意見を収集できるなど事業検証と話題喚起を並行して実施することが可能となるだけでなく、発売前に顧客の獲得もできることから、新領域への事業開発にあたっての有効な施策の1つと捉え、今後も積極的に利用していく考えだ。

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