インテージ、2017年は基礎化粧品が軒並み堅調に推移

粧業日報 2018年10月23日号 3ページ

インテージ、2017年は基礎化粧品が軒並み堅調に推移
 マーケティングリサーチ大手のインテージは、消費・販売両面からの市場調査を得意としている。

 Retail&Consumer Data事業本部事業推進部消費者パネルグループの新田真由氏と駒崎幹拓氏に、収集している小売店販売SRI(全国小売店パネル調査)データを基に、市場動向について語ってもらった。

 ――2017年度から2018年度上期までの化粧品販売実績とカテゴリー動向を教えてください。

 新田 2017年(1~12月)の市場規模は、前年比0.9%増の6051億円となった。

 カテゴリーでは、基礎化粧品は2.3%増、メークアップは0.5%減となった。

 基礎化粧品は、化粧水が0.1%増、乳液が0.2%増と前年並みで推移した。

 フェイスパックは主要ブランドのエイジングケアラインの好調やインバウンド需要から、前年比11.7%増と引き続き好調が続いている。

 また、2017年に発売された主要ブランドのシワ改善化粧品が好調だったため、クリームが11.9%増と伸長している。

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