アヴェダ、ヘアショーやコンテストでプロフェッショナル性を向上

週刊粧業 2018年10月22日号 91ページ

アヴェダ、ヘアショーやコンテストでプロフェッショナル性を向上
 アヴェダは2018年10月7、8日の両日、ヘアの祭典「コングレス2018」を米国・ミネアポリスで開催し、世界各国のトップアーティスティトがカラー、カット、メーク技術を披露した。

 本大会はブランド創設40周年の記念として3年振りの開催となり、日本からはMasa Honda氏(HONDA AVEDA)が率いるJAPAN TEAMが台湾チームとの合作で、アジアのヘアトレンドを発信した。



 「プロフェッショナルブランドであるアヴェダならではのイベントで、ゲストに招聘されたトップスタイリストがトレンドと技術を発表すると同時に、アヴェダのスタイリストとして知るべきミッションや文化をキャッチアップする発信と教育の場です。今年は4500人が集まりました」(マーケティング部パブリックリレーションズ・有吉由妃氏)

 また、アヴェダネットワークサロンを対象としたインスタグラムフォトコンテスト「アヴェダファッショニスタ2018」を9月1日まで開催した。昨年までは作品を撮影した写真を郵送で受け付けていたが、今年はインスタグラムに指定のタグをつけて作品画像をアップする方法に変更したところ、応募数がおよそ4倍になった。ここから4名がノミネートされ、PEEK‐A‐BOO AVEDA 池袋東武のスタイリスト、森田大樹氏が優勝した。

 「今回は若手の応募が目立ち、幅広い層がノミネートされ、ヘアもメークも撮影も全て自分でやるオールマイティな次世代のスタイリストが増えていると感じた。優勝者はこの後、アジアエリアでのコンテストに進み、グローバルコンテストで優勝すれば様々な場で活躍することができる。スタイリストのプロフェッショナル性を育む場として活用している」(有吉氏)



 アヴェダでは自然界由来のアロマや再生可能なパッケージ、動物実験をしない、100%風力発電による製品づくりといったサスティナブル活動を広く展開しているが、今回のプロフェッショナル性を高める取り組みも、アヴェダをサスティナブルブランドにする大切な要素の1つと位置づけている。

 10月は恒例の「ピンクリボンシャンピュアハンドクリーム」に続き、髪の絡みを解き、キューティクルを密着させて髪の間を空気が通りやすくする時短ヘアスタイリング製品「ブロードライアクセラレータースプレー」(写真)、ドライな質感で動きや抜け感を出し、トレンドスタイルがつくれる「テクスチュアトニック」を発売し、市場のニーズに応えていく。
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