アイ・ティー・オー、宇宙旅行時代の抗酸化原料の開発に注力

週刊粧業 2018年10月22日号 85ページ

アイ・ティー・オー、宇宙旅行時代の抗酸化原料の開発に注力
 現在、国内化粧品産業は活況ですが、楽観できません。これは円安と中国の戦略的需要によるものだからです。

 人口減少下の日本では、輸出に頼らざるをえません。NICsでは医師をハブに販売する高機能化粧品の需要が堅調に伸びると考えられます。輸出では為替リスクを回避するため、国内外の生産拠点を同時並行的に運用するシステムを中小企業でも推進する必要があります。

 輸出先を中国だけに依存すると、政治的動向により消費が大きく左右される可能性があります。

 そこで中国以外のNICs、特に東南アジアと南米の市場開拓が重要であると考えています。

 当社では、バンコク、ジャカルタ、シンガポール、サンパウロで開かれる展示会に長期的展望で継続出展しています。

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