【フレグランス】10年後を大胆予測、ミレニアル世代の購買力に期待

週刊粧業 2018年10月22日号 71ページ

【フレグランス】10年後を大胆予測、ミレニアル世代の購買力に期待
 2017年のフレグランス出荷額は43億円。他カテゴリーより2ケタ小さいが、これは輸入品が圧倒的なシェアを占めているからだ。同年の輸入額は263億円。

 実に6倍強の規模がある。日本ではなかなか市場が拡大せず、柔軟剤やルームフレグランスに押され気味で、活性化につながる起爆剤が求められている。海外ブランドが多いため、日本のトレンドで舵取りができないことがネックになっている。

日本らしさが出しにくい市場で
携帯可能なスティック香水が人気

 日本では何故欧米のようにフレグランスが売れないのか。これには人種の違いが起因する。欧米人は体臭が強く、それを解消するためのフレグランスが必需品なのだ。しかし体臭が弱い日本人はそこまで価値を見出す人が少ない。加齢臭対策で香りが注目されているものの、まだ大きなうねりにはなっていない。

 日本では国内フレグランスメーカーが日本人の志向に合わせた商品を開発し、主にセルフ流通で売場を構築してきた。すでに10年以上の歴史を持つブランドも多い。ユーザーは10~30代の若年層が中心だ。

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