TPCマーケティングリサーチ、メーカー各社のブランド戦略に期待

週刊粧業 2018年10月22日号 59ページ

TPCマーケティングリサーチ、メーカー各社のブランド戦略に期待
 TPCマーケティングリサーチの調査によると、2017年国内化粧品市場は、2.0%増の2兆3860億円だった。

 2018年は、2.5%増の2兆4450億円を見込む。経済産業省発表の17年化粧品出荷統計(前年比6.9%増)との差が見られることについて、同社の松本竜馬氏は「メーカーへの調査など様々な要素を精査した結果」としている。

 ――貴社では化粧品市場全体の動向をどう捉えていますか。

 松本 国内はインバウンド需要が続いている影響により、2017年度の資生堂、コーセー、ポーラ、ファンケル4社のインバウンド売上推計は、前年比約40%増で約1000億円だった。各社のインバウンド売上構成比は国内売上の10%弱にとどまっている。

 また、消費者が1カ月に化粧品の購入にかける金額を調べてみると、月5万円以上の層でほぼ変動が見られない一方、1~5万円の層が減少し、その分、1万円以下の割合が増えている。日本人女性の購買意欲は市場伸長が示すほど高まっていないと見ている。

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