ドラッグストア業態、愛用者との密接度や利便性で存在感

週刊粧業 2018年10月22日号 49ページ

ドラッグストア業態、愛用者との密接度や利便性で存在感
 閉店のニュースが相次いで「斜陽」の表現が相応しい百貨店市場を横目に、ドラッグストア市場が拡大している。

 「時代のチャネル」といった様相で2017年度の通販市場売上高が19年連続の増加で7兆5500億円(前年比8.8%増)となった勢いに負けず劣らず、ドラッグストア売上高は6兆8504億円(同5.5%増)と成長チャネルの双璧といえそうな構図を見せている。

 両チャネルとも、消費の担い手が減少している逆風下にありながら、愛用者との密接度や利便性で勝ち残っている点が共通している。2025年に目指す10兆円産業化へ緩みがない。

マツモトキヨシホールディングス
攻めの施策と接点創出で好業績に

 本年の店舗取材では、2017年に引き続き業界大手のマツモトキヨシホールディングスに協力を得ることができた。

 そこで、同社に見る直近の業績を押さえておきたい。

 マツキヨHDが先に発表した2019年3月期第1四半期(2018年4~6月)決算は、17店舗の開店や27拠点の改装など攻めの施策が奏功し、増収増益決算となった。

 売上高は前年同期比5.2%増の1445億6400万円、営業利益は13.5%増の93億1800万円、経常利益は12.8%増の99億7900万円、四半期純利益は14.9%増の66億4100万円だった。

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