渡辺雅子氏、美容家人生の集大成としてキュアサプリシリーズを育成

週刊粧業 2018年10月15日号 26ページ

渡辺雅子氏、美容家人生の集大成としてキュアサプリシリーズを育成
 美容業界で実に50年以上のキャリアを持つ渡辺雅子氏は、約20年前からエステティシャンの育成に注力し、これまで2000人を超えるプロフェッショナルを輩出してきた。

 現在は、プロと経験者のみが受講できる国内初のプロ専門エステスクール「渡辺雅子式認定M.W.クリエイティブエステティックアカデミー」の代表を務めるほか、半世紀以上に及ぶ美容家人生の集大成として自身の美容理論に基づいて開発したエイジングケアブランド「キュアサプリシリーズ」を手がけている。

 今年で76歳を迎えた渡辺氏に、「超高齢化社会への対応」をテーマに話を伺った。

 ――超高齢化が進む今、シニア女性が化粧品に対してどのようなことを求めているとお考えですか。

 渡辺 私自身が年齢を重ね、肌が老化していく成り立ちや過程を実際に体感し、今まで使っていた化粧品では何か物足りないという意識が出てきた。

 また、年齢を重ねてくるとメークで誤魔化すこともできなくなるので、自ずとメークアップよりスキンケアが中心になってくる。

 加齢によって皮膚だけではなく髪や骨、筋肉といったあらゆる細胞組織の働きが低下してくる。

 老化の原点は生命体に関わる体内の細胞組織が衰えることであり、逆に細胞組織が元気であれば代謝が促進され、肌にも高揚感が出てくる。

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