ファンケル、マチュア世代向けブランド「ビューティブーケ」が好調

週刊粧業 2018年10月15日号 24ページ

ファンケル、マチュア世代向けブランド「ビューティブーケ」が好調
 ファンケルでは、マチュア世代(50代以降)を中心に展開するブランド「ビューティブーケ」が好調だ。

 好調の背景には、健康食品も手がける同社ならではの製品特長から、マチュア世代に向けた使いやすさ・電話対応のアフターフォロー、読みやすい情報誌、顧客も参加する企画会議など様々な取り組みがある。

 こうした同社独自の取り組みについて、マーケティング本部 化粧品事業部 担当部長の堂下亮氏にインタビューした。

 ――現在の高齢化社会の状況をどのように捉えていますか。

 堂下 人口が減少する一方、先のノーベル賞受賞などの飛躍的な医療技術の進歩もあり、人生100年時代が近づいている。

 平均寿命が伸びる中、今後はこれまで存在しなかったライフスタイルが現れ、新たなニーズが生まれるだろう。

 60代以上を対象に当社で実施した調査によると、美容も健康も頑張りたいという人が約4割以上を占めていた。将来的に健康だけでなく美容に貪欲な高齢者が増えていくと思われる。

 次に美容のために心がけていることを調査すると、年齢を重ねると食事や運動をしっかり行うことが重視されている傾向がわかった。

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