ポーラ、ライフタイムバリューの向上を目指す

週刊粧業 2018年10月15日号 23ページ

ポーラ、ライフタイムバリューの向上を目指す
 ポーラでは、定年退職後のセカンドキャリアとしてビューティーディレクター(BD)を志望する女性が増えており、70~80代のBDたちが全国各地で数多く活躍している。

 意欲と能力の高い人材が年齢にかかわらず活躍できるよう個人事業主の働き方を推奨し、個々の能力を最大限に発揮できる環境づくりを推進しているポーラの取り組みは、高齢化社会における新たな女性の働き方のロールモデルとして注目を集めている。

 及川美紀取締役執行役員は、超高齢化が進む今だからこそ、ポーラが強みとする訪問販売を通じて、顧客との長期にわたる関係性を構築してライフタイムバリュー(顧客生涯価値)を向上させていくことが重要になると指摘する。

 ――今特集のテーマ「超高齢化社会への対応」について、貴社の見解をお聞かせください。

 及川 超高齢化については、訪問販売においてポジティブとネガティブ両方の側面があると捉えている。

 ポジティブな側面としてはまず1つに、10年前の70代と比べて今の70代は肉体的や精神的な年齢と美容年齢が若返っており、キレイでおしゃれな高齢者が増えている。

 そのため、アクティブシニアと呼ばれる世代の消費行動に関しては今後、同世代の気心知れた販売員から商品を購入したいというニーズがますます高まってくるだろう。

 そうなれば、ポーラが得意とする訪問販売を通じ、これまで以上にライフタイムバリューの向上が図れるようになるものと期待している。

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