ファンケル島田社長、創業50周年に向けてグローバルへの挑戦

週刊粧業 2018年10月15日号 18ページ

ファンケル島田社長、創業50周年に向けてグローバルへの挑戦
 ファンケルは2018年、第2次中期経営計画「実行2020~未来をつくる~」の初年度を迎えた。

 第1次中期経営計画「広告先行成長戦略」で売上のV字回復を果たした同社の化粧品事業・健康食品事業には、大きな注目が集まっている。

 同社の将来的な展望について、代表取締役 社長執行役員 CEOの島田和幸氏に話を伺った。

2017年度に過去最高売上更新
海外事業成長に向けて基盤固めへ

 ――社長就任から1年半が経過しました。この1年半を振り返って、どのように感じていますか。

 島田 2016年の年末に会長の池森賢二から社長とCEOを任され、2017年4月に就任しました。

 直近の数年間、持株会社体制をとっており、それを解消したタイミングでもあったため、社長に就任した際は、研究製造から事業販売までを自社で担う「一つのファンケル」という連携が希薄化していました。

 そこで私自身がマーケティング本部長を兼任し、化粧品、健康食品の各事業と、販売チャネルや研究・製造部門との連携を強め、ファンケルの総合力を発揮できるように務めてきました。

 2017年は第1次中期経営計画の最終年度でした。2013年からの構造改革が進み、2014年から「広告先行成長戦略」という形で、広告宣伝費を70~80億ほど追加投資する中期経営計画を策定しました。

 当初、この計画を池森会長から聞いた際に、「どうだ、ワクワクするだろ」と言われ、不安を覚えたことを今でも記憶しています。

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