コーセー小林社長、2018年上期決算の概況について説明

粧業日報 2018年11月9日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 売上高は6期連続、営業利益は4期連続で過去最高更新
  • 「コスメデコルテ」の年間売上高は600億円を超える規模に
  • シワ改善化粧品の投入で通期も好調の継続見込む
コーセー小林社長、2018年上期決算の概況について説明
 コーセーは11月1日、記者ミーティングを開催し、小林一俊社長が2018年上期(2018年4~9月)の概況について説明した。

 上期は連結ベースで、売上高が前年同期比11.3%増(為替影響を除く実質で11.6%増)の1609億9600万円、営業利益が30.9%増の307億1200万円、経常利益が36.2%増の326億1000万円、純利益が46.0%増の222億1400万円となり、売上高は6期連続、営業利益は4期連続で過去最高を更新した。

 なお、連結売上高に占める営業利益率は前年同期比2.9P増の19.1%、海外売上高の割合は3.1P増の26.4%(アジア:14.4%、北米:10.9%、その他:1.1%)、インバウンド売上は53億円増の143億円となっている。

    既存事業が好調な中、海外・免税・ECの各事業が急速に売上伸ばす

 売上面では、全セグメント(化粧品事業:141億円増、コスメタリー事業:19億円増、その他:2億円増)、全地域(日本:76億円増、アジア:78億円増、北米:5億円増、その他:3億円増)で前年同期を上回った。特に、セグメント別では化粧品事業(13.2%増)、地域別ではアジア(51.0%増)が牽引役となった。

 利益面では、重点グローバルブランドを中心とした増収効果(163億円増)に加え、原価低減(1.9P改善の25.3%)、販管費の効率的な運用により、営業利益(72億円増)、経常利益(86億円増)、純利益(70億円増)が大幅に増え、いずれも過去最高となった。

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