資生堂2018年第3四半期、2ケタ増収増益

粧業日報 2018年11月13日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 日本・中国・トラベルリテールが利益拡大に貢献した。
  • 営業利益率は2.9P増の12.6%となった。
資生堂2018年第3四半期、2ケタ増収増益
 資生堂の2018年12月期第3四半期連結業績(日本基準)は、売上高が前年同期比10.2%増(為替影響を除く実質9.7%増)の8057億6000万円、営業利益が43.5%増の1014億1200万円、経常利益が45.9%増の1026億6300万円、純利益が640億円(前年同期は169億5800万円の損失)、営業利益率は2.9P増の12.6%となった。

 売上高は、戦略的に投資強化を続けているプレステージ領域が全体を牽引し、現地通貨ベースで前年同期比9.7%増、前期のゾートス社譲渡影響等を除く実質ベースでは14%増となった。

 地域では、主に中国人を対象にアジア全域でクロスボーダーマーケティングを戦略的に実施し、中国・トラベルリテールが成長を牽引した。

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