ハリマ共和物産、第2四半期は営業益15.0%減

粧業日報 2018年11月15日号 5ページ

ハリマ共和物産、第2四半期は営業益15.0%減
 地域卸大手ハリマ共和物産の2019年3月期第2四半期(2018年4~9月)連結決算は、増収の一方で前期新たに稼働した物流センターの影響で減価償却費が増加し、人件費や物流コストが上昇したこともあり、計画として織り込んだ中で粗利と経常から最終利益までマイナス収支となった。

 売上高は前年同期比2.9%増の274億8800万円、営業利益は15.0%減の10億1000万円、経常利益は14.8%減の10億8000万円、四半期純利益は9.5%減の7億1700万円となった。

 一連の推移に関し、津田信也社長はステークホルダーを招いて期首に開催した会合で理由や背景を説明し、攻めの投資を反映したものと位置づけていた。

 売上高は主要顧客への販売が堅調で前出の伸びとなった一方、新センターの償却費用に人件費と物流コストが上乗せとなり、これをトップラインの伸びで吸収しきれなかった。結果、売上原価率が前年同期の87.0%から0.3P悪化の87.3%へ下降した。

 通期の連結業績は、売上高480億円(前期比2.2%増)、当期純利益12億円(同10.8%減)を見込む。
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