ポーラ、気圧の低下で肌がくすむ「気圧くすみ」を発見

粧業日報 2018年11月19日号 6ページ

ポーラ、気圧の低下で肌がくすむ「気圧くすみ」を発見
 ポーラは、「現地気圧」に着目し、一般財団法人日本気象協会との共同研究により「肌のくすみ」との関係性を調査した。その結果、現地気圧が低くなると肌がくすむ傾向があることを発見し、このくすみを「気圧くすみ」と名付けた。

 気圧が低くなると、自律神経が乱れて末梢神経が収縮し、血行不良が起こり、肌に十分な血液が巡らずに肌色が暗くなってしまうため、気圧くすみが発生する。

 この「気圧くすみ」への対処法としては、湯船につかるなどの自律神経を整える方法や、マッサージでコリをほぐすのが有効だという。

 さらに、「体調アンケート結果」と「現地気圧」との関係性について調査を行ったところ、現地気圧が低くなると「寝つきが悪い」「貧血気味」「顔や足のむくみ」のチェック率が高まるということがわかった。

 この研究成果は、11月12日に行われた「美肌県グランプリ2018」の結果発表会で報告された。商品企画部美容開発チームの山川弓香マネージャーは「多くの人が健やかな美肌で過ごせるよう、気圧と肌、体調に関しての研究を進めていく。今回の研究が、健康管理の一助となれば幸いだ」と述べた。
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