アルビオン、白神研究所の農地を2倍強に拡張

粧業日報 2018年11月26日号 5ページ

アルビオン、白神研究所の農地を2倍強に拡張
 アルビオンは、化粧品原料となる植物を栽培している白神研究所の圃場を現状の約2.3倍(2万7411㎡→6万1721㎡)へと拡張し、子会社である農地所得適格法人「アルビオン白神研究所」(2017年2月設立)が秋田県藤里町より自社農地として取得した。

 白神研究所は、2010年に白神山地のふもとに位置する藤里町に開設し、同町より賃借した農地にて化粧品原料となる植物の自社栽培、植物に特化した原料の開発・基礎研究を行ってきた。

 開所時より徐々に拡大してきた農地は2万7411㎡となっていたが、2018年10月、植物原料の安定供給と研究活動の推進のため、同農地と隣接地の合計6万1721㎡を「アルビオン白神研究所」にて購入し、自社の所有農地とした。

 これまでも、ヨモギやマロウなど約45種の植物を栽培し、そのうちの5種を植物エキスとして原料化し化粧品専門店ブランド「イグニス」などの商品に配合していたが、今回の拡張・取得を機に、試験植物・原料となる植物品種を拡大。2019年秋には、新たに5種の白神産の植物を配合した商品を「アルビオン」ブランドから発売するという。

 また、2018年度よりぶどう栽培にも着手しており、現在は藤里町より借り受けている約1万㎡のぶどう畑の取得も視野に入れるなど、さらなる農地拡張・取得による植物研究の活性化と自社開発原料の拡大を図っていく。

 〈白神研究所概要〉

 所在地=秋田県山本郡藤里町粕毛字清水岱5番9(清水岱研究棟)▽開設年月日=2010年4月1日▽圃場面積=計7万1721㎡(自社所有=6万1721㎡、借地1万㎡)
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