あらた、2019年3月期第2四半期は増収微増益

粧業日報 2018年11月30日号 1ページ

あらた、2019年3月期第2四半期は増収微増益
 あらたの2019年3月期連結業績は、売上高が前期同期比3.1%増の3810億8100万円、営業利益が0.1%増の44億7800万円、経常利益が3.5%減の46億7300万円、四半期純利益が3.1%増の33億3200万円となった。

 経常段階では、コミットメントラインの設定や公募増資、転換社債の発行費用など一過性の費用発生で減益となったが、有価証券売却益3億7600万円を計上したことで、四半期純利益は増益となっている。

 売上面では、台風・猛暑など異常気象による季節品の売上減を、業態別では「ドラッグストア」、カテゴリー別では「ヘルス&ビューティ」「家庭用品」の増収がカバーし、トータルでは通期目標に近い伸び率を確保した。

 売上総利益率については、粗利率の高い季節品の売上減少による収益低下をヘルス&ビューティカテゴリーへの注力でカバーしようと取り組んだものの、売上総利益率の低下(10.34%→10.29%)を十分に賄うことができず、営業利益率は1.18%(前年同期は1.2%)となり、営業利益は微増にとどまった。

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