TPCマーケティングリサーチ、アンチエイジング化粧品市場の調査結果を発表

粧業日報 2018年12月4日号 5ページ

TPCマーケティングリサーチ、アンチエイジング化粧品市場の調査結果を発表
 TPCマーケティングリサーチは、2018年7月~10月にかけて、アンチエイジング化粧品市場に参入する有力企業を中心に調査を行い、クレンジング・洗顔料、化粧水、乳液、美容液、クリーム、その他(UV・マスク等)からなるアンチエイジング化粧品市場についての調査結果を発表した。

 2017年度のアンチエイジング化粧品市場は、前年度比10.7%増の3620億円となった。

 この10年で最も高い伸長率(10.7%増)となった要因としては、訪日外国人によるインバウンド需要が引き続き活発になっていることに加え、若年層向けのエイジングケアシリーズが増加し、若い年代からエイジングケアを取り入れるという意識が定着していることが挙げられる。

 また、「シワ改善」という新たな効果効能を謳うことができる化粧品が登場したことで、市場が活性化したことも大きな要因となっている。

 ポーラと資生堂(2ブランド)のシワ改善化粧品の売上高が合計で186億円を記録し、さらに2018年度にはコーセー(2ブランド)が新たに加わることで、3社の合計は45.7%増の271億円となる見通しとなっている。

 2018年度についても、引き続き百貨店などのカウンセリングブランドを中心に売上が拡大する見通しであり、市場を牽引しているシワ改善化粧品についても、新たに参入を検討している企業がみられることから、今後も拡大することが見込まれる。

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