資生堂ジャパン、新組織体制(2019年1月1日付)

粧業日報 2018年12月11日号 5ページ

資生堂ジャパン、新組織体制(2019年1月1日付)
 ボーダレス コンシューマーへの対応強化/①アジア圏を中心とするボーダレス コンシューマーへの対応を視野に入れたマーケティング強化を狙いに、コスメティクス事業本部およびパーソナルケア事業本部のブランドマーケティング機能を集約・再編し、ジャパンCMOがCPC(コスメティクス&パーソナルケア)ブランドマーケティング全般をマネジメントする体制へ再編する。

 ②ジャパンCMOの担当領域には、アジア地域を含むCPC市場攻略の中心となるブランドの強化を狙いに新設する「エリクシール部」「アネッサ・dプログラム部」、国内コスメティクスブランドを担当する「リージョナルブランド部」(「マーケティング部」から改称)、パーソナルケアブランドを担当する「パーソナルケアマーケティング部」を配置する。

 ③ジャパンCMOをサポートする副CMO下に「ブランドマネジメント部」「メディア統括部」を配置、各ブランド部門を横断的にサポートする。

 トレードマーケティング機能の強化/① 国内CPC領域のマーケティング実行力強化を狙いに、「ディストリビューション部」機能およびコスメティクス事業本部内のトレードマーケティング機能を集約・再編し、「JCPCトレードマーケティング部」をコスメティクス事業本部内へ新設する。「マーケティング強化本部」と「ディストリビューション部」は解消する。

 ②コスメティクス事業本部「GCPC事業統括部」を「ACPCトレードマーケティング部」へ改称、アジア展開のトレードマーケティング・アカウント対応を強化する。

 成長領域のさらなる加速/①従来の化粧品の枠を超えた価値開発・ビジネスモデル構築を積極的に推進する「次世代事業開発部」を事業戦略本部へ新設し、ビューティーフーズ領域、美容・予防医療領域、ヘルスケア領域、オプチューン等の新ビジネス領域のマーケティング機能を移管する。「ヘルスケア事業企画部」の持つ事業企画機能を資生堂薬品㈱へ移管し、「ヘルスケア事業企画部」は解消する。

 ②EC事業の強化を狙いにマーケティング強化本部「EC事業推進部」を事業部門と位置づけ、「EC事業部」に改称して事業戦略本部へ移管する。

 ③生活者・店頭を起点としたマーケティングビジネスプラットフォーム構築による資生堂ジャパンビジネスの加速を狙いに、事業戦略部「次世代情報機器開発室」を「ビジネスプラットフォーム開発部」として独立部門化する。

 美容領域の強化/①美容統括本部「コンシューマーセンター」をジャパンCEOの直轄部門へ移管、「美容統括本部」は美容領域へ特化し、「美容戦略本部」へ改称する。

 ②ビューティーコンサルタント(BC)の技術向上、美容技術キャリア・制度設計の強化を狙いに、㈱資生堂「ビューティークリエイションセンター」の持つ資生堂ビューティトップスペシャリスト・ビューティースペシャリスト、ビューティーアカデミーに関わる機能、資生堂ジャパン「人事部」の持つBC関連人事機能を「美容企画部」へ集約し、「美容企画部」は「美容戦略部」へ改称する。

 ③「BC統括部」は解消する。

 その他の組織再編/①「財務部」はグループ経理機能を「経理・総務部」へ移管し、「経営計画部」へ改称する。

 ②「リスクマネジメント部」は主な機能を㈱資生堂「リスクマネジメント部」へ移管し、解消する。

 ③CSR・コミュニケーション部は地方媒体窓口機能を㈱資生堂「グローバル広報部」、ライフクオリティー事業を「美容戦略部」等、主な機能をそれぞれ移管し、CSR・コミュニケーション部は解消する。
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