コーセー、「中国コーセー30周年記念式典」を北京で開催

粧業日報 2018年12月11日号 1ページ

コーセー、「中国コーセー30周年記念式典」を北京で開催
 コーセーは11月29日、ハイプレステージブランド「コスメデコルテ(DECORTÉ)」の中国1号店を出店した北京で「中国コーセー30周年記念式典」を開催し、現地の流通企業や取引先をはじめ総勢約120名が出席した。また、中国進出30周年を記念して9~11月の間に広州・上海・成都で実施した「KOSÉ BEAUTY EXPO(CHINA)」には、延べ4万人を越える来場者が参加した。

 同社では、1988年1月に春絲麗有限公司(現 高絲化粧品銷售(中国)有限公司)を設立し、中国に進出してから今年で30周年を迎えた。

 北京市内のホテルで開催された記念式典で挨拶に立った小林一俊社長は、「創業72年目の今年は海外進出50周年、中国コーセー30周年の節目を迎えた。今後も化粧品を通じて、中国の女性をより美しく健やかでいきいきとした生活を送れるよう、中日関係がより友好な関係になれるよう貢献していきたい。コスメデコルテは、アジアを中心に北米やヨーロッパに展開国を広げており、グローバルブランドとしてさらに育成していく」と述べた。

 続いて行われたトークセッションでは、小林社長がコスメデコルテのこれまでの歩みや現況、中国での展開を強化する雪肌精MYVについて次のように述べた。

 「コスメデコルテは、グローバルで通用するハイプレステージラグジュアリーブランドを目指してマルセル・ワンダース氏と提携し、パッケージと売場デザインを進化させた2009年に北京に1号店を出店し、2011年には北京の迎賓館でアジア各国のデコルテミューズを招いて盛大なパーティを行った。その後は中国でのブランド認知を高めるため、AQMWをAQに、ブランド名称もコスメデコルテからDECORTÉに変更した。2018年も好調な売上で推移しており、DECORTÉブランドはグループで最も伸長している。業績も6年連続で売上・利益とも過去最高で着地する見通しで、創業80周年を迎える2026年には売上5000億円、営業利益16%以上を目指している。そのためにも、DECORTÉブランドに加え、中国で人気のある雪肌精をより進化させた雪肌精MYVの育成に注力していく。現在、5店舗を中国で展開しているが、今後は早期に20店舗まで拡大したい」と述べた。

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