花王グループ、CO2排出量ゼロ電力の使用を加速

粧業日報 2018年12月14日号 5ページ

花王グループ、CO2排出量ゼロ電力の使用を加速
 花王グループは、事業活動による温室効果ガス排出量を削減する取り組みの一環として、太陽光発電設備の導入・CO2排出量ゼロ電力の購入を実施し、順次、再生可能エネルギーの導入を進めている。

 2018年10月からは、国内の5つの生産拠点(愛媛工場、栃木工場、鹿島工場、川崎工場、小田原工場)にて、CO2排出量ゼロ電力の購入をさらに実施し、再生可能エネルギーの導入を進めた。

 その結果、国内生産拠点における購入電力による再生可能エネルギーの使用割合は約35%になり、年間CO2排出量は2017年実績と比較し、5万4000トンの削減(一般家庭約2万4000戸分の電力によるCO2排出量に相当)となった。

 今回の取り組みの中で、特に紙おむつなどのサニタリー製品を生産する愛媛工場では、非化石証書を使用した電気を調達することにより、購入電力のCO2排出ゼロ化(年間CO2排出量2万5000トンの削減)を実現。先に導入している太陽光発電設備と合わせ、CO2排出量ゼロ電力のみの使用となる。

 栃木工場、鹿島工場、川崎工場、小田原工場の4工場では、水力電源の受電やグリーン電力証書を使用することにより、4工場合計で年間CO2排出量2万9000トンの削減を見込む。
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