ミマスクリーンケア、RSPO認証で環境も社会システムも健全化

週刊粧業 2019年1月1日号 87ページ

ミマスクリーンケア、RSPO認証で環境も社会システムも健全化
 洗剤を中心にした受託販売を展開しているミマスクリーンケアは、地球に優しい洗剤「緑の魔女」シリーズで環境の保全に努めており、ユーザーからのニーズも高まってきているという。

 稲岡幸久社長に話を伺った。

 ――貴社は環境への配慮に特に力を入れています。

 稲岡 当社が扱う「緑の魔女」シリーズは、環境負荷が少ないバイオ洗剤であるため、当シリーズを販売することで地球環境の維持に貢献できていると思う。

 2018年3月に発売した「緑の魔女バス/トイレ 泡スプレー」(各450mL)は、泡で出るスプレータイプのニーズが高まってきたことがきっかけで開発を行い、デイリーユースで使いやすい商品に仕上がった。それに加えて、環境への貢献度もこれまで以上に高まっている。

 植物由来の界面活性剤を使用し、金属封鎖剤まで生分解性に優れたものを採用した。また、RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)の認証を取得し、持続可能なパーム油を使用している。

 パーム油は自然由来のオイルだが、利益を出すために森林を破壊したり、労働者に過酷な環境での勤務を強いたりすることで産業用のパーム油を栽培しているヤシ園も存在する。農園の無理な拡大は環境を破壊し、動物を絶滅の危機へ追い込み、労働者の格差を拡大させてしまう。どんなに便利なアイテムでも、商品製造の裏で人や環境を犠牲にしていては意味がない。

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