製造拠点の過度期を迎えた装身具業界

週刊粧業 2019年1月1日号 75ページ

製造拠点の過度期を迎えた装身具業界
 デイリーユースの化粧品が不況に強いといわれる一方で、嗜好品である装身具は景気の影響を受けやすい。

 総務省がとりまとめた家計調査ではその傾向が如実に表れている。

 好景気に沸く化粧品業界だが、主要アイテムの支出額はそれほど伸びておらず、インバウンド消費に支えられていることがわかる。

好景気を受け装身具の支出額が増加
インバウンドに沸く化粧品は安定傾向

 アクセサリーを含む装身具業界はインバウンドの恩恵をあまり受けていないといわれている。

 そのような中でも、好景気が追い風となって支出額は着実に伸びた。2016年は4693円だったのに対し、2017年は1268円アップの5961円に達した。このペースで増額すれば、2018年は2008年の水準を取り戻すことも不可能ではないだろう。

 アクセサリー・ジュエリー用チェーン・パーツ販売を手がける中川装身具工業の中川繁樹社長によると、アクセサリーパーツはイヤリングの金具がよく売れていて、品薄になっているものもあるという。

あと69%

週刊粧業の有料プラン(制限なし)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 製造拠点の過度期を迎えた装身具業界

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop