天真堂 サクライム、今春中国での展開めざす

週刊粧業 2019年1月1日号 66ページ

天真堂 サクライム、今春中国での展開めざす
 医薬部外品OEMメーカーの天真堂は2018年10月、全国のドラッグストアやバラエティショップ100店舗と自社ECで展開するオリジナルスキンケアブランド「sakuraim(サクライム)」のブランディング強化に向けて、20~30代女性から人気のインスタグラマー10名をアンバサダーとして招聘し、「sakuraimプロジェクト」を発足した。

 サクライムは、毛穴に悩む20~30代女性をメインターゲットに設定し、温感作用で毛穴を開かせて汚れを落とす「オールインワンホットクレンジング」(120g1800円)と、有効成分を浸透させながら毛穴を引き締める「オールインワンクール美容液」(60g1800円)の2ステップで、気軽に毛穴ケアが可能だ。

 sakuraimプロジェクトでは、10月から6カ月間にわたってアンバサダーが毎週サクライムを使用し、定期的に天真堂の自社ラボ(TEN‐LABO)で肌のキメや水分値の測定を行い、インスタグラム上にその様子を投稿している。

 さらに、ブランド認知の向上に向けて「至近距離(ヨリ)で肌を見られても毛穴がキレイで、昨日よりも、今日のほうがよりキレイ」(高橋洋介執行役員)という意味を込め、「ヨリカワ」をキーワードに設定して、インスタグラムで発信してきた。

 「アンバサダー就任後は、多くのインスタユーザーから『#ヨリカワ』と投稿され、サクライム公式サイトへの流入がプロジェクト開始前の7倍以上となった。それに伴い、売上も順調に拡大している」(高橋氏)

 プロジェクトでは今後、新たに20代~30代の育児女性10名をアンバサダーに加え、国内でのブランド認知のさらなる向上に注力する。サクライムブランドでは、中国NMPA(旧CFDA)の申請手続きが今春認可の見通しで、新たに中国を始めとしたアジア諸国での展開を目指していく。
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