日光ケミカルズ、グループ7社の総合力を強化

週刊粧業 2019年1月1日号 58ページ

日光ケミカルズ、グループ7社の総合力を強化
 コロイド化学と皮膚科学をベースにニッコールグループ7社の総合力を活かし、幅広いニーズに応えるトータルサポートサービスを展開している日光ケミカルズは、業績を好調に推移させている。

 同社の現在の取り組みについて、宇梶静男代表取締役社長に話を伺った。

 ――2018年の振り返りをお聞かせください。

 宇梶 2018年は、パーソナルケア関連市場の伸びに伴い、当社の業績も好調だった。中国化粧品市場の伸長により、国内に限らず、欧米、韓国のメーカーへの販売も増加した。

 グローバル化に向けた取り組みとしては、EU向けのREACh本登録や、グループ内製造工場におけるハラル認証取得、RSPO認証製品の拡充などを通じて推進してきた。

 ――今後はいかがでしょうか。

 宇梶 引き続き、2019年も従来のお客様へのサービスの充実はもちろんのこと、グローバル化推進と新規市場開拓を目指す。

 アジア市場においては、中国・上海に加えて、新たに広州に販売拠点を設置し、インドでは代理店との連携を強化する。また、国内外のハラル化粧品市場向けの処方開発・機能性データも充実させる。海外の売上比率は年々上昇傾向にあるが、中長期的にさらにこれを高めていきたい。

 また、ビジネスの拡大だけではなく、働き方改革を推進させ、グループとしてのCSR活動の統合・訴求を実施する。そのためにもAIやバイオ技術等を駆使し、地球にやさしいサステイナブルな製品や新たなサービスを創出し続けていく。

 当社は今後も、グループのジョイント力を活かし、より高いレベルのサービスを提供し、人々の生活向上に貢献していく。
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