日本香堂、質の高い情報発信による市場創造

週刊粧業 2019年1月1日号 43ページ

日本香堂、質の高い情報発信による市場創造
 インターネットを核とする情報量の増加に加え、少子高齢化による生活者のモノやサービスに対する欲求の変化は加速度を増し、更にIoTやAIなどの技術や情報の革新は、購買行動にも大きな影響を与え、価値観も多様化が進んでいます。

 いつ訪れるかわからない大きな変化や移り行く消費者の購買行動を企業としてどのように捉え、スピード感を持ち対応していくかが、重要であると認識をしています。

 お香に代表される香り商品につきましては、市場拡大のために本物志向のお客様にご満足頂ける商品の提案や、本物の香りを体験できる場からの良質な情報の拡散が重要であると思っています。

 商品としては、お香の伝統ブランド「花の花」のリニューアルを行い、そして香木の香りを手軽にお楽しみ頂ける電子香炉「SIZURO」を上市させて頂きました。また、ここ数年来、京都や鎌倉などの古都に香り文化の情報を発信する基地として拠点を再構築してまいりました。

 そして本年1月後半には、銀座本社ビルのリニューアルが完了し、その中に香り文化の発信拠点として、銀座香十とエステバンの直営店舗もオープンします。

 本年は、皇太子殿下御即位で祝賀の年となり、国内のお客様だけでなく、海外のお客様も晴れやかな雰囲気に包まれると思います。

 そうした社会の空気感も手伝って日本の香り文化を更に価値あるものとして認識して頂ける機会も増えると思いますので、本物志向の商品提案や情報発信拠点の整備は、大切な役割を担っていると考えており、お香や香り商品の価値を広め、市場活性化に大きく貢献できると確信しております。

 香りの伝統文化を核として、現代的なライフスタイルや健康志向などにお応えできる商品やサービスのご提案を行い、質の高い情報発信に努め、供養文化と香り文化の創造を使命として業界発展に貢献して参ります。
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 日本香堂、質の高い情報発信による市場創造

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop