マンダム、VISION2027実現に向けて

週刊粧業 2019年1月1日号 43ページ

マンダム、VISION2027実現に向けて
 2018年を振り返りますと、2月の北陸豪雪にはじまり、大阪北部地震、北海道胆振東部地震、西日本豪雨、相次ぐ台風通過などさまざまな自然災害に見舞われた大変な1年でした。

 しかし、2025年国際博覧会の大阪開催が決まったことは昨年一番の吉報ではなかったでしょうか。この万博開催による経済波及効果が2兆円を超えると試算され、日本経済全体に大きな経済効果をもたらすと見られています。この万博が起爆剤となって日本経済がより活性化することを期待したいと思います。

 さて、弊社は2027年の創業100周年でのありたい姿「VISION2027」を策定し、その実現に向けて現在邁進しております。

 昨年度は、「VISION2027実現のための基盤整備期」と位置づけたMP‐12(第12次中期経営計画 2017年4月~2020年3月)2年目の年で、理念に掲げた「人間系」企業として、「人が喜ぶ姿を想い描く(想像)」「人に役立つ価値を生み出す(創造)」のために、マーケティング機能の強化として、大阪本社と東京の青山オフィスに分散していたマーケティング機能を青山オフィスに集約しました。

 これにより人事交流や、グローバル規模でのトータルマーケティングの一層の推進が図れる体制になりました。他にも国内グループの業務を受託する子会社の設立や働き方改革の推進、職場環境の整備にも取り組みました。

 MP‐12の最終年度となる2019年は、「ひと・環境にやさしく、未来を創造する工場」を目指して福崎工場内に2020年11月稼動予定で新生産棟を建設し、初のM&Aによる海外事業と女性事業の強化も図ります。

 そして、経営の更なるグローバル化や理念の浸透に取り組むことで、強固な基盤構築を図り、グローバル規模でのお役立ちに向けて引き続き邁進してまいります。
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