ナリス化粧品、中期経営計画の2年目を迎え目標達成に向けた取り組みを

週刊粧業 2019年1月1日号 41ページ

ナリス化粧品、中期経営計画の2年目を迎え目標達成に向けた取り組みを
 弊社は昨年4月、「中期経営計画2020」をスタートさせました。「収益基盤革新~強いナリスへ~」を掲げて、グループ一丸となって取り組んでおります。

 訪問販売事業は「お客様づくり」「販売員育成」を軸として新しい時代の訪問販売のスタイルを目指し、他事業では収益性を高めることに推進しています。ものづくりフィールドは生産性向上、管理フィールドでは、働き方改革に取り組んでおります。

 訪問販売事業では、引き続き普及価格帯のスキンケアシリーズ「ルクエ」を軸に新規顧客獲得に取り組んでまいります。お客様づくりでは、「デ・アイム」「ナリス ビューティサロン」等の拠点において、手軽な水分測定器「モイストチェッカー」、昨年リニューアルした美容機器「メガビューティ」やエステティックの技術など、お客様のニーズに合わせた付加価値を提案しております。

 また販売員育成の場として昨年10月心斎橋に大阪研修センターをオープンいたしました。販売員向けの研修体制を整え、美容知識・技術の高い販売員育成に努めてまいります。

 海外事業では、越境EC向けの販売が好調で全体の売上を牽引しています。その他、東南アジアを中心に各国の取引先の状況に合わせた提案を行い、拡大路線を描いていきたいと考えております。

 OEM事業では、既存の取引先様のリピートも好調に推移しております。引き続き取引先様が求めるニーズを確実に掴み、自社ブランドを持つメーカーの強みを活かした提案を行ってまいります。

 製造部門では、今年5月、兵庫工場敷地内に建設中の新工場が完成する予定です。これにより製造能力が約3.5倍に増加し、お客様の要望に応えられるようになると考えております。

 それぞれのフィールドの社員とともに新たな気持ちで、中期経営計画の重要な2年目を迎え、目標達成に向け取り組んでいく所存でございます。
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