グラセル、短納期体制の強化に向け意欲

週刊粧業 2019年1月28日号 3ページ

グラセル、短納期体制の強化に向け意欲


日本の化粧文化を大正ロマンに乗せ
最新容器を惜しまず展示

 「第9回化粧品開発展」では、日本文化と欧米文化が調和する「大正ロマン」をブーステーマに掲げ、「総合容器会社」としてスキンケアからメークアップ、ヘア&ボディケアまで全てのカテゴリー容器を一堂に展示する。

 新製品の一例として、ガラスのような肉厚インブロPET、リフィル対応の高級ツーパーツボトル、スクイズ可能なサンプルボトル(インブロPET、ダイレクトPE)などを展示。また、オーガニック系ブランドに人気のエアレスコンパクトから角形タイプ(写真左)を新たに提案するとともに、リキッドファンデーション容器からかわいさと使いやすさを兼ね備えた新シリーズ(写真右)を紹介する。

 それら新製品をはじめ、同社はこの10年間、金型投資を拡大し、様々な形状の容器を提案し続けてきた。

 谷村社長は、「今後も様々なニーズに対応できるようラインナップを拡充していく」とした上で、「併行して、原点回帰的に『スタンダード』や『ベーシック』を今の時代に合った形で捉え直し、新しい容器の開発につなげる」と抱負を語った。

 また、プラスチック製ストローを端に発し脱プラスチックの気運が世界規模で高まっていることに触れ、「化粧品容器にも『環境・エコ』を軸にした時代の流れが来る。その変化に対応していけるよう、しっかりと準備を進めていく」と前を向いた。
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