天真堂、特許技術採用の薬用化粧品など多彩なOEM提案

週刊粧業 2019年1月28日号 5ページ

天真堂、特許技術採用の薬用化粧品など多彩なOEM提案


 ――ブースではこのほか、「サクライム」も展示されますが、どのような点をアピールしていきますか。

 児玉 サクライムは毛穴に悩む20~30代女性がターゲットで、ドラッグストアやバラエティショップと自社ECで展開している。

 ブースではサンプリングを実施し、温感作用で毛穴を開かせて汚れを落とす「オールインワンホットクレンジング」と、有効成分を浸透させながら毛穴を引き締める「オールインワンクール美容液」の簡単な2ステップ毛穴ケアをアピールする。

 サクライムブランドでは今後、中国NMPA(旧CFDA)の申請が今春認可される見通しで、新たに中国をはじめとしたアジア諸国での展開を目指していく。

中小ロットの生産力を強化
M&Aと事業分社化に注力

 ――今年はどのような取り組みに注力しますか。

 児玉 昨年10月に化粧品の受託製造を行うテイアンドエムを完全子会社化し、今年中には吸収合併して当社が製造業許可を取得する。

 今年は本社内にあるラボを拡張し、1000個以下のテストマーケティング用の小ロット製造はラボで行い、1000~3000個の中規模ロットに関してはテイアンドエムで製造する。それ以外の大ロットに関しては引き続き、外部委託体制で生産を行っていく。

 今後は、化粧品だけでなく食品の分野においても製造工場を持つ企業のM&Aを行っていくほか、事業分社化も本格的に着手していく。

 まずは、サクライムの専門部署を1つの企業として独立させ、その後は物流部門も分社化させていき、物流サービスの充実化を図っていく。

 また、クライアントの海外進出支援に加え、海外でのOEM展開にも力を入れていくため、諸外国で開催される化粧品展示会への出展も積極的に行っていく。
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