2018年の殺虫剤市場、天候不順の影響で前年比7%減に

週刊粧業 2019年3月4日号 6ページ

2018年の殺虫剤市場、天候不順の影響で前年比7%減に
 2018年は大雨や猛暑、度重なる台風の上陸により、殺虫剤市場にとって非常に厳しい年となった。2017年も天候不順の影響で苦戦した殺虫剤市場であったが、2018年の市場規模はそれをさらに下回る前年比約93%となり、メーカー各社は苦戦を強いられた。

 2年連続でマイナス推移となった市場を再度盛り上げるためにも、天候に左右されない製品の投入や、最盛期前の早期需要の取り込みが鍵となってくる。

通年で売れる製品の投入と
早期の売場展開で反転攻勢へ

 2018年の殺虫剤市場は920億円前後で、前年比約7%減だったと予測される。

 殺虫剤商戦の立ち上がり時期である3~5月は前年並みだったものの、最盛期の6~8月は豪雨や酷暑の影響を受け、前年比で約10%ほど減少した。それ以降も販売は振るわず、最盛期の落ち込みをカバーできないまま新年を迎える形となってしまった。

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