アルビオン、秋田県立大学と包括連携協定を締結

粧業日報 2019年3月20日号 4ページ

アルビオン、秋田県立大学と包括連携協定を締結
 アルビオンは、「白神研究所」(秋田県藤里町)にて化粧品原料となる植物の自社栽培、植物に特化した原料の開発・基礎研究を行い、約6万2000㎡の圃場でヨモギやマロウなど約50種の植物を栽培することを通じて交流を深めてきた秋田県立大学 生物資源科学部と植物研究における包括連携協定を締結した。

 同社では、植物を栽培・研究するうえで、その地方の気象や環境などの影響も大きいことから地元に根付いた研究が必要との考えのもと、開所当時から秋田県立大学の卒業生の採用をはじめとする人材・研究での交流をきっかけに同校と関係性を深め、今回、植物に関する共同研究を図る目的で包括連携協定を締結した。

 3月14日には、秋田県庁舎にて佐竹敬久秋田県知事、佐々木文明藤里町長の出席のもと締結式が開催された。

 締結式では、秋田県立大学の小林淳一理事長が「大学が持つ遺伝子解析技術を用いて植物が持つ特性を明確にし、高機能商品の科学的根拠を裏付けることができる。両者の強みを生かすことで、秋田県の新しい産業の振興に寄与すると考えている」と挨拶した後、生物資源科学部の金田吉弘学部長とアルビオン小林章一社長の両者による署名が行われた。

 アルビオンでは今後、秋田県立大学と双方の遺伝資源、遺伝子解析などの技術を活用しながら共同研究を進めていく。
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