ちふれ片岡社長、女性を支える企業姿勢と嘘のない事業活動を推進

C&T 2018年12月17日号 76ページ

ちふれ片岡社長、女性を支える企業姿勢と嘘のない事業活動を推進
 ちふれホールディングスは、2017年の売上高が187億円となり、この8年で1.4倍の成長を遂げている。2018年6月には組織改変を経て、4つのグループ会社を傘下とする企業となった。

 グループ会社では現在、「ちふれ」「綾花」「do Organic」、そして2018年9月に販売を開始した百貨店向けブランド「HIKARIMIRAI」と4つのブランドを展開している。

 いずれのブランドでも経営理念となっている「嘘のない事業活動」を貫き、適正価格で化粧品の販売を続けている。

 これまで伸長を続けた同社の試みについて、片岡方和代表取締役社長に話を伺った。

女性を支える企業としての取り組み
それは若手・中堅社員への「満足」

 ――就任から8年が経過しました。この8年間でどのような変化があったでしょうか。

 片岡 当社は、2018年度の売上高が200億円を超える見通しになっている。これまでの8年間、売上を順調に伸ばしてきたと考えている。その要因はいくつかあるが、まずは品質を大切にできたことがあると思う。

 当社の製品は、1日に12~13万個ずつ製品が売れている。こうした製品に対するクレームも寄せられることもある。しかし、これまではクレームに対する社内基準を自社内でつくり、この基準に合わせたクレームに関してはあまり注目してこなかった。

 そこで、この社内基準を見直して基準を厳しくし、お客様のクレームでこれまで注目できなかった意見に目をむけることができるようになった。これが当社製品の品質改良につながっていると思う。

 次に、この8年間で当社の要となる商品企画本部長は4人就任している。

 これまでは1人の本部長に長く勤めていただいたが、この部門に変化をつけることで、様々な意見を製品開発に活かすことができ、常に新しい柔軟な発想で製品開発に臨む姿勢をつくることができた。

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