コーセー原谷美典氏、「化粧品における付加価値」について講演

粧業日報 2019年4月1日号 2ページ

コーセー原谷美典氏、「化粧品における付加価値」について講演
 コーセー 執行役員 経営企画部長 兼 広報室長の原谷美典氏は3月19日、国際医薬品開発展のジャパンライフサイエンスウィークセミナーにて、「化粧品における付加価値とは?~医薬品と化粧品との違い~」をテーマに講演を行った。

 原谷氏はまずはじめに、聴講者に医薬業界の関係者が多いことを踏まえ、化粧品市場の概略について「世界の化粧品市場は小売ベースで約46兆円となっており、日本はそのうちの8.2%を占め、世界第3位につけている。企業別売上ランキングでコーセーは、日本で3位、世界で11位につけている。世界的なJ-Beauty人気の高まりで、2016年には化粧品の輸出額が輸入額を超え、2018年は5000億円を突破する見込みだ。一方、国内の動向に目を転じると、経済産業省が発表する化粧品出荷実績(国内)は1997年~2016年の20年にわたり1兆5000億円とほぼ横ばいだが、個数は右肩上がりで増え続け、低価格と高価格に二極化している。化粧品市場は成熟市場といわれているが、異業種による新規参入、美容分野や医療分野との境界領域への進出などにより、成長の余地は十分にある」と説明した。

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