アート・システム、配合型生産管理システム「ブレンジン」を提案

週刊粧業 2019年4月8日号 16ページ

アート・システム、配合型生産管理システム「ブレンジン」を提案
 アート・システムは、2011年に大塚商会とソフトウェア開発を行うOSKとの三社共同で、中堅・中小の化粧品製造業向けの配合型生産管理システム「生産革新Blendjin(以下、ブレンジン)」を開発した。

 ブレンジンは、配合表(レシピ)に基づいて製品づくりを行う配合系製造業に特化した生産管理システムで、化粧品製造における複雑な処方・配合パターンに対応するほか、原材料・バルク品(中間製品)などの発注・在庫管理から、生産計画・指示・完成報告・原価管理にも幅広く対応している。

 さらに、詰め替え用やサンプル品など容量違いによる小分けといった、化粧品特有の管理にも柔軟に対応した製販一体型システムで、製造業特有の業務をトータルで支援する。

 ブレンジンを含む生産革新シリーズは現在、配合型生産管理システムのカテゴリーにおいて、年商500億円未満の製造業で導入シェア№1の実績を誇り、中でも年商50億円未満の企業への導入が圧倒的に多いという。

 「競合他社の配合型生産管理システムは、中小規模の製造業にとって高額なものが多い。一方、ブレンジンは導入コストがスタンドアローン(PC1台の運用)で約500万円でリースが可能で、月額のランニングコストが4~5万円とハードルが低く、導入後の実稼働までサポートする点が多くの中小企業から支持されている」(沢口琢也ソリューション事業部事業部長)

 アート・システムは、今年の取り組みとして導入企業からの要望を踏まえ、計量機器とのIoT連携など、ブレンジンのさらなる機能強化に注力していく。

 「化粧品製造の現場では、GMPに対応した製品トレーサビリティの確保に加え、工場長や製造担当のリーダーに依存した属人化されているモノづくりを標準化することがますます求められてくる。また、化粧品OEMメーカーでシステム投資に明るい若手経営者へと世代交代が進んでいることもあり、ブレンジンの提案をさらに強化していきたい」(沢口氏)
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