コーセー、2019年度の中国事業は2ケタの売上成長めざす

粧業日報 2019年4月15日号 1ページ

コーセー、2019年度の中国事業は2ケタの売上成長めざす
 コーセーが最初に海外進出を果たしたのは1968年の香港で、1988年に中国での展開がスタートした。

 中国では現在、重点グローバルブランドのデコルテと雪肌精(雪肌精MYV)が特に好調で、今期(2020年3月期)も引き続き、2ケタ成長を見込んでいる。

 中国市場における同社のこれまでの取り組みや今後の事業戦略について、アジア事業部 事業推進課の水野剛氏に話を伺った。

地道なサロン活動を通じて
ブランド認知が着実に拡大

 ――中国事業のこれまでの歩みを改めてお聞かせください。

 水野 中国での展開をスタートした当初は、現地品を中心に販売していたが、その後の1995年に雪肌精を、2009年にデコルテを導入して以降、売上の伸び率が高まっている。

 雪肌精に関しては、2015年から2016年にかけて事業性を重視した構造改革に着手し、百貨店の導入店舗を絞り込んだものの、一昨年と昨年も安定的に売上を確保している状況だ。

 このほか、雪肌精に関しては高付加価値シリーズ「雪肌精MYV」の展開を進めており、海外初のグローバルカウンターを中国に設置するなど、ブランド価値の向上に注力している。

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