ホシケミカルズ、社内ODMプロジェクトの開発に注力

週刊粧業 2019年4月15日号 19ページ

ホシケミカルズ、社内ODMプロジェクトの開発に注力
 ホシケミカルズでは、これまで培ってきた研究開発力と、現代のトレンドや消費者ニーズを融合させ、ハイクオリティな商品を生み出す「ホシケミカルズODMプロジェクト」(以下HOP、写真)に注力している。

 2016年に開始した同プロジェクトのこれまでの成果について、研究開発部の川島信人課長に話を伺った。

 ――HOPのこれまでの成果についてお聞かせください。

 川島 HOPは、1975年の創業から蓄積してきた10万件以上にのぼる処方実績の中から、最新のトレンドやニーズに応じて厳選した化粧品グレードのスキンケアやヘアケアを10種類ほど提案しており、セミオーダーのような形ですぐに製品化できる点が好評だ。

 また、最近では医薬部外品グレードの処方開発にも注力しており、美白関連を中心に12種類まで広がってきている。

 来月開催される「CITE Japan」では、HOPをさらにグレードアップさせた「最高峰シリーズ」を披露し、美白クリームやアンチエイジングクリーム、美白セラムなどのスキンケアをはじめ、アミノ酸を超高濃度で配合したジェルシャンプーとアウトバスオイルの2ステップヘアケアを紹介する予定だ。

 ――研究開発で今後、注力する取り組みは何でしょうか。

 川島 今後の発展に向けて土台をしっかりと構築するためにも、「人材育成」が非常に重要だ。

 研究開発では現在、スキンケアとメークアップで研究グループが分かれており、互いの研究について知らないことも多い。

 今後は社内の研究員同士が密に交流することで、新たなシナジーが生まれることを期待している。

 研究開発部としては、15年以上前に独自の研究開発管理システムを導入している。

 このシステムを導入したことで、効率的な処方開発や改良が可能になり、これをいかに今後活用していくかがホシケミカルズの未来につながってくるだろう。
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