資生堂、ワトソンズグループと敏感肌用新シリーズを共同開発

粧業日報 2019年4月25日号 2ページ

資生堂、ワトソンズグループと敏感肌用新シリーズを共同開発
 資生堂は、H&B分野で世界最大のドラッグチェーンであるワトソンズグループ(所在地=中国香港)と、敏感肌向けブランド「dプログラム」の「アーバンダメージケア」シリーズを共同で開発し、ワトソンズの店舗とECサイトで限定販売する。

 同シリーズは2018年10月からのタイと台湾での販売に続き、2019年7月に中国でも発売する。今後、他のアジア諸国にも順次展開していく。

 「アーバンダメージケア」シリーズは、敏感肌の女性を取り巻く花粉やちりなどの微粒子汚れから肌を守るスキンケアで、洗顔料「Urban Damage Care Foaming Wash」と、化粧液「Urban Damage Care Concentrate」を取り揃えている。

 ワトソンズは1841年に香港に設立されたH&B分野で世界最大のドラッグチェーンで、25の国と地域で展開する12の小売ブランドのもと、1万5000の店舗を運営し、店舗とECサイトを合わせた年間の総客数は52億人を数える。

 資生堂グループ商品のワトソンズでの取り扱いは1987年に台湾でスタートし、現在はアジアを中心に8の国と地域で10ブランド以上を展開している。

 ワトソンズの保有する世界各国1億3500万人以上の消費者インサイトの情報と、資生堂の長年にわたる敏感肌スキンケア研究の知見を融合させることにより、今後、共同開発する商品をさらに拡充し、ワトソンズの世界各国に広がる流通ネットワークを通じて、顧客のニーズに応えていく。
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