ライオン、洗濯物のニオイに関する実態調査を実施

粧業日報 2019年5月7日号 4ページ

ライオン、洗濯物のニオイに関する実態調査を実施
 ライオンは、2019年2月18日~21日にかけて、全国の小中学生の子どもを持つ30代~40代のフルタイムで働く女性600人(30代と40代それぞれ300人ずつ)を対象に、洗濯物のニオイに関する実態調査をインターネットにて行った。

 その結果、ワーママたちの9割強が洗ったのにクサイ洗濯物のニオイに悩み、ちゃんと洗ったにも関わらず後でニオイが発生していて、7割弱があきらめモードに陥りつつあることがわかった。

働く子育てママの9割以上が
洗濯物のニオイ悩みを経験

 まず、洗濯したにも関わらず再び発生する嫌なニオイ(ゾンビ臭)の経験について聞くと、「感じたことは一度もない」と答えたワーママは6.2%しかおらず、ワーママの93.8%が洗ったのにニオってくる洗濯物のニオイ悩みを経験していた。

 洗った洗濯物が再びニオった経験があると答えた563名のワーママに、家族からそのニオイを指摘されたことがあるかと聞くと、半数近くが「指摘されたことがある」(46.9%)と答えた。また、家族から洗濯物のニオイを指摘されたときの気持ちを聞くと、93.4%が指摘されたことを「気にする」と答え、87.9%が「今後、洗濯後の嫌なニオイが発生しないように工夫する」と回答した。

 洗った洗濯物が再びニオった経験があると答えた563名のワーママに、それぞれのゾンビ臭をかいだ経験を聞くと、部屋干しにより発生する「部屋干し臭」(95.6%)、洗濯後にすぐ干さないことによる「干し忘れ臭」(84.0%)、服やタオルなどが濡れるなどして再度ニオイが発生する「戻り生乾き臭」(75.8%)となり、いずれか1つでもゾンビ臭をかいだ経験があるワーママは97.9%と、ほぼすべてのワーママがゾンビ臭を経験していた。

働く子育てママの7割弱が
洗濯後の後戻り臭に諦めモード

 洗濯物ニオイの元凶となるゾンビ臭のニオイの取り除きにくさを聞くと、「部屋干し臭」(86.1%)、「干し忘れ臭」(84.2%)、「戻り生乾き臭」(88.1%)のいずれも8割以上が「取り除きにくい」(取り除きづらい+やや取り除きづらい)と実感していた。

 洗濯物のニオイを感じたことがあると答えた563名のワーママに、洗濯したのに取れていないニオイへの対策を聞くと、「対策をしていない」と答えたのは13.9%で、86.1%のワーママが「洗濯時に重曹を使用する」「乾燥機で干す」など何らかの洗濯物のニオイ対策を講じていた。

 しかし、洗濯物のニオイに対する意見を聞くと、「頑張っても洗濯後の嫌なニオイは発生してしまう」(55.6%)、「洗濯後の嫌なニオイは解決できない」(54.4%)、「洗濯後の嫌なニオイはあきらめている」(49.0%)、「洗濯後の嫌なニオイに対策法はない」(38.2%)など、あきらめモードとなっているようで、これらの悩みを抱えるワーママは全体の約7割(68.6%)にものぼった。
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